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CLIP Text Encode (CLIPTextEncode) は、テキストによる説明を AI が理解できる形式に変換する「翻訳者」として機能します。これにより、AI はユーザーの入力を正しく解釈し、所望の画像を生成することができます。 これは、異なる言語を話すアーティストと会話するようなものと考えてください。CLIP モデルは膨大な画像・テキストのペアで学習されており、ユーザーの説明を AI モデルが実行可能な「指示」に変換することで、このコミュニケーションのギャップを埋めてくれます。

入力

パラメーターデータ型入力方法初期値範囲説明
textSTRINGテキスト入力任意のテキスト生成したい画像の説明(プロンプト)を入力します。詳細な説明のために複数行入力が可能です。
clipCLIPモデル選択なし読み込まれた CLIP モデルテキスト説明を AI モデル向けの「指示」に変換する際に使用する CLIP モデルを選択します。

出力

出力名データ型説明
CONDITIONINGCONDITIONING画像生成時に AI モデルをガイドするための、処理済みの説明「指示」です。

プロンプトの機能

埋め込みモデル(Embedding Models)

埋め込みモデルを使用すると、特定の芸術的効果やスタイルを適用できます。対応フォーマットには .safetensors.pt.bin があります。埋め込みモデルを利用するには:
  1. ファイルを ComfyUI/models/embeddings フォルダー内に配置します。
  2. テキスト内で embedding:モデル名 の形式で参照します。
例:ComfyUI/models/embeddings フォルダー内に EasyNegative.pt という名前のモデルがある場合、以下のように使用できます。
worst quality, embedding:EasyNegative, bad quality
重要: 埋め込みモデルを使用する際は、ファイル名が正確であることを確認し、使用中のモデルのアーキテクチャと互換性があるかを検証してください。例えば、SD1.5 向けに設計された埋め込みモデルは、SDXL モデルでは正しく動作しません。

プロンプトの重み調整

括弧を使って、プロンプト内の特定の単語やフレーズの重要度(重み)を調整できます。例:
  • (beautiful:1.2):「beautiful」の重みを増加させます。
  • (beautiful:0.8):「beautiful」の重みを減少させます。
  • 単純な括弧 (beautiful):デフォルトの重み 1.1 を適用します。
キーボードショートカット Ctrl + 上/下矢印 を使うと、重みを素早く調整できます。重みの変更ステップサイズは、設定から変更可能です。 重み調整を意図せず、プロンプト内に文字通りの括弧を含めたい場合は、バックスラッシュでエスケープしてください(例:\(word\))。

ワイルドカード/動的プロンプト

波括弧 {} を使って動的なプロンプトを作成できます。例えば、{day|night|morning} と記述すると、プロンプトが処理されるたびに、その中のいずれかのオプションがランダムに選択されます。 文字通りの波括弧をプロンプト内に含めたいが、動的挙動を無効化したい場合は、バックスラッシュでエスケープしてください(例:\{word\})。

プロンプト内のコメント

以下の構文を使って、プロンプトから除外されるコメントを追加できます:
  • //:1 行分のコメント(単一行コメント)
  • /* */:複数行またはブロック単位のコメント
例:
// この行はプロンプトに含まれません。
a beautiful landscape, /* この部分は無視されます */ high quality